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2025年7月8日
キユーピーの25年度上期6.3%の増収
海外生産能力増強や国内構造改革進む
キユーピーは4日、「2025年第2四半期(中間期)決算説明会」を都内で実施。髙宮 満代表取締役社長執行役員(写真)らが出席し、決算概要や今後の展望などについて説明した。
25年度上期(12~5月)は、売上高2,518億5,200万円(前年同期比6.3%増)、営業利益161億6,400万円(14.4%減)、経常利益174億4,800万円(14.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益188億300万円(50.3%増)。上期について山本信一郎取締役常務執行役員コーポレート担当は、「事業戦略と財務戦略を両輪とする経営が、いよいよ本格始動。中間期は、鶏卵、野菜価格の高騰に直面したが、国内では迅速な価格改定と構造改革に着手。海外でも持続的な成長を継続しており、全体として力強い歩みをしっかりと進めることができた」などとコメント。また。セグメント別の状況について「タマゴ、業務用調味ソースでは、価格に見合う価値が市場から評価され、安定した販売を維持しており、利益面でも貢献している。海外では3つの新工場が稼働し、供給力が大きく高まった。ここにプロモーション強化をかけ合わせ、さらなる需要拡大を図る。9月には市販用調味料の価格改定を予定しており、今期営業利益目標の達成と来期のさらなる成長につながる流れを着実に作っていきたい」などと語った。
▼以下略
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