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日刊食品通信
2025年6月2日

日本アクセス服部社長、第9次中計スタート


「ソリューションプロバイダーへ進化」

 日本アクセスは5月30日、本社で24年度決算説明会を開催。服部真也社長は「24年度は物価高や消費単価上昇のなか、フルライン化や新規ビジネスの拡大に向けた取り組みのほか、販売数量の拡大、事業効率化など利益効率化を着実に実行したことで、売上高は前年比3.5%増の2兆4,188億円、経常利益は7%増の342億円、純利益は12.9%増の241億円の増収増益を達成した」と述べ、「25年度から第9次中計がスタートした。『変革と挑戦×実践』をスローガンに掲げ、マーケティング力とデジタル活用、営業軸・ロジ軸でのソリューションを進め、課題解決を行うソリューションプロバイダーへの進化を目指す」と意欲をみせた。

 24年度市場分野別売上高は、市販用は前年比3.3%増、中食は1%増、外食は10.4%増、ロジスティクスは0.5%増。業態別売上高は、卸売業は7.1%増、外食・デリカは4.1%増、CVSは0.6%増、ドラッグストア5.7%増、ナショナル・チェーンGは3.3%増、リージョナル・チェーン4.4%増。カテゴリー別売上高はドライが3.3%増、チルド2.9%増、フローズン5.7%増、物流・その他1.3%増。

 第9次中計事業戦略では、成長・差別化戦略、生産性改革、経営基盤改革を基本方針とし、組織体制を改編。注力事項として、①マーチャンダイジング・マーケティング=AIプラットフォームや情報卸、ECサイトなどのデータ収集・分析により課題や改善点を特定、ソリューションを提案。チン!するレストランなど潜在需要を顕在化させる市場創出の取り組み推進。課題解決に向けたノンフード提案。

 

▼以下略

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