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日刊食品通信
2025年5月27日

4月のアイス商況、2%減(本紙調)


昨年のベース高く 上旬に寒の戻りも

 気象庁によると、4月の気温は高めに推移したが、上旬は寒の戻りもみられ、低調な出足となった。アイスクリームの商況は堅調だったものの昨年のベースが14%増と高く、上旬に氷菓が失速したこともあって前年比ではマイナスとなった。

 ロッテは前年並みで市販用が前年並み、業務用が6%増。「雪見だいふく」の新商品が1品減だったが、「モナ王」クランキーが純増しており、全体をカバーした。「クーリッシュ」が3%減で“バニラ”が9%減、“ベルギーチョコ”が5%増、“カルピス巨峰”が41%増、“香る抹茶ラテ”が5%減。「爽」が2%減で、“バニラ”が1%減、“練乳いちご”が19%増、“とろける濃厚完熟マンゴー”が6%減。「モナ王」が46%増で、“バニラ”が24%増、“宇治抹茶”が78%増、“マルチ”が9%減。“クランキー”が純増。「雪見だいふく」が38%減で、“バニラ”が20%減“ミニ雪見”が9%増。「レディーボーデン」が16%増で、パイントが4%増、ミニカップが31%増、マルチが9%減。「ガーナ」が2%減。「バニラバー」が7%減。「ハーシー」が2%減。「ドール」が2%増。「カルピス」が2%増。「スイカバー」シリーズが30%増。このほかダイソー販売の「スイカバーの素」3品も好調な出足。

 森永乳業は3%減。「パルム」は13%減で、昨年CM投入で58%増と伸長した反動。「モウ」は60%増。新CM効果と“PRIME”新商品の発売が4月にずれたため。昨年3割増だった「ピノ」は反動で10%減。“きなこ”は前年の“クリーミーチョコミント”と同様の好調な出足。

 

▼以下略

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