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2025年5月20日
宝酒造村田社長「創業100周年、新価値商品を」
宝酒造は16日、帝国ホテル東京で専門紙向け「2025年度事業方針説明会」を開き、村田謙二社長(写真)、次期社長就任が発表された渋谷尚己常務ら首脳陣が出席した。
村田社長は「今年9月に創立100周年を迎える。新たな価値を創造する商品開発とブランド育成を図る」など、25年方針を大要次の通り発表した。
全体方針は「育成ステージに合わせて、効率的な拡売施策を創出し、ユーザーとの接点を拡大することで、長く愛されるブランドへと育成を続ける」。商品施策では、商品の特長がターゲットユーザーにダイレクトに伝わるよう工夫して、トライアルの獲得を目指す。営業施策は、業態や商品特長に応じた提案で配荷・料飲店間口を拡大。共通施策は、トライ&エラーを繰り返しながら、これら施策をブラッシュアップ。国内では、商品開発・ブランド育成を「安心・安全」を第一に考えた取り組みとし、若年層から高齢層まで前世代での“宝のファンづくり”を進める。海外では、宝グループの海外ネットワークを生かし、世界の市場に向け和酒を拡大。
カテゴリー戦略では、「ソフトアルコール(RTD)」は、強みである「焼酎のおいしさ」を活かした“宝らしい”商品を開発・育成し、独自ポジションを強化。発売20周年を迎えた「焼酎ハイボール」は、24年は業界では先行し秋から価格改定した反動もあり、販売実績は1,690万箱(350ml×24本)と実績を割ったが、今期は巻き返しを図り、108.3%となる1,830万箱を計画。
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