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2025年4月18日
3月のアイス市場、7%増(本紙調)
24年度、売上高過去最高を更新
本紙が集計した3月のアイスクリーム市場は、7%程度前年を上回った(メーカー出荷ベース)。初夏の陽気から急に真冬の寒さが戻るなど、全国的に寒暖差が大きかったものの、下旬の記録的な高温が大きく寄与。平均気温は基準値よりも1℃以上高く、東京都心では統計開始以来最も多い4日間の夏日を記録した。これに伴いアイスクリームの商況も好調で、特に気温が上昇した月末に大きく伸長した。
なお、24年度(4~3月)累計は、過去最高のだった23年度を5%程度上回る約6,300億円規模とみられる。各社の3月実績は次の通り。
ロッテは20%増(市販用21%増、業務用11%増)。「クーリッシュ」が月末の気温の上昇で伸長し49%増。うち“バニラ”が35%増、“ベルギーチョコ”が12%増、“カルピス巨峰”も前年の“カルピス”を上回って推移。「爽」が16%増で“バニラ”が13%増、“練乳いちご”が8%増、“メロンソーダフロート”が11%増。“濃厚完熟バナナ”が34%増。「モナ王」が44%増で“バニラ”が47%増、“宇治抹茶”が22%減、“マルチ”が2%減。“クランキー”は純増。「雪見だいふく」が1%減で“バニラ”が19%増、“ミニ雪見”が13%減。「レディーボーデン」が1%増で、パイントが23%増、ミニカップが17%減、マルチが7%減。「フレーバーマニア」の初動も前年の「ご褒美ごこち」を上回って推移。「ガーナ」が5%増。「バニラバー」が2%減。「ハーシー」が10%増。「ドール」が19%増。「カルピス」が6%増。
▼以下略
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