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2025年4月10日
明治HD松田次期社長が抱負を語る
環境変化に対し「明治が新しい社会を創造」
明治ホールディングスは8日、松田克也取締役執行役員(写真右)が社長に昇格する人事を発表(9日付既報)。川村和夫社長(同左)は相談役に就く。6月下旬に開催予定の定時株主総会を経て就任する。
松田氏を選任したことについて、独立社外取締役で指名委員会委員長の松村真理子氏は「構想力や突破力、人を育てる力、発信力などを重視した」と説明。
同日記者会見した松田氏は「これまで明治の社長として、お客様にとってより豊かで健康的な食生活に貢献する商品をお届けできるよう、明治独自の技術により商品の魅力や価値を上げ、また、社員がやりがいをもって働けるような会社にすべく努めてきた」と振り返るとともに、明治HD社長として「明治グループにしかできない、より価値のある商品とサービスを作り続ける」と意気込みをみせた。
さらに経営環境について、「国内市場の縮小や中国の景気減速の影響で先行きは見通しづらく、業績面では踊り場にある状態だが、その点についてもしっかりと対応する」と述べるとともに「社会が変わるから明治が変わるのではなく、明治が新しい社会を創造していくという意気込みをもって臨んでいきたい」と強調した。
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