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2025年4月7日
基幹製品・惣菜パン人気が継続
米高騰でもパン需要は高まらず
高価格帯から値ごろ感のある製品までを取りそろえた2極化・3極化戦略や基幹製品・惣菜パンの人気などは継続。2024年1、7月には価格改定を行い、大手製パンメーカーの販売金額は軒並み前年比で増加となっているが、カカオ豆、油脂、砂糖、乳製品等原材料価格の高止まりや包装資材、人件費、物流費、エネルギーコストが上昇し、25年1月にも価格改定を実施した。
食パンでは「ロイヤルブレッド」「超熟」「本仕込」といった基幹製品が好調に推移。「モーニングスター」「スイートブレッド」といった低価格帯食パンにも新規技術を活用した品質改善を実施した結果、売り上げを伸ばした。品質改善を実施した「ダブルソフト」は前期比17.4%と2ケタ伸長するなど、新規技術の導入・活用によるブラッシュアップで、売り上げの伸長が見込めることが証明されたかたちだ。
菓子パンは、「薄皮たまごぱん」など「薄皮グルメシリーズ」が順調に推移。あらゆる時間帯で、スープなどの飲料と組み合わせると一食になる惣菜パンの人気は継続しており、なかでも1.5倍サイズなどコスパがいい製品への人気も継続した。
食卓ロールは、ネオバタくんを起用した「ネオシリーズ」が売り上げを伸ばした。
敷島製パン(Pasco)は25年2月28日~3月2日、二子玉川ライズ(東京・世田谷区)で「#なるほど和小麦カフェ」を開催。
▼以下略
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