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2025年2月18日
1月の発酵乳、9%増で着地(本紙調)
「R-1」好調、発酵乳市場も回復基調に
本紙調べによる1月の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年比9%増を見込む。カテゴリー別では、ハードは2%増、ソフトは6%増、プレーンは11%増、ドリンクは14%増を見込む。
プレーンタイプは、価格優位性もあり引き続き好調。ソフトタイプは連ものやファミリー向けタイプが堅調に推移。ドリンクタイプは、体調管理意識の高まりから「R-1」が継続して好調に推移し、機能性タイプカテゴリーをけん引した。また、発酵乳市場全体が回復基調にあり、日本乳業協会が1月から展開している「私らしくヨーグルト新発見」プロジェクトでテレビCM等を展開していることもヨーグルトの喫食機会づくりに貢献したと推察される。
明治は本紙推定で11%増。「ブルガリア」は5%増。このうち「プレーン」は3%増、4連は3%増となった。「テトラトップ」シリーズは前年割れ。「R-1」は、感染症流行に伴う予防対策として支持されドリンクタイプが35%増と大きく伸長、トータルでも30%増となり、市場をけん引した。「LG」「PA-3」は前年割れ。「脂肪対策ヨーグルト」は微減で着地。「ザバス」ヨーグルトは個食は前年割れも、ドリンクタイプは15%増で着地。
雪印メグミルクは本紙推定で8%増。「恵」ブランドはプレーンは14%増と大きく伸長。4Pは6%増。「ガセリ」のドリンクタイプが奮闘したことでブランド計で1%増となった。「ビフィズス菌」は微減。「牧場の朝」は11%増で推移。「毎日骨太」シリーズのドリンクタイプは15%増となった。
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