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2025年2月17日
1月の流通菓子出荷実績7%増(本紙調)
手作り需要反映し板チョコ好調
日刊経済通信社推計による2025年1月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)は前年比107%と4ヵ月連続で前年を上回った。
昨年からのインフルエンザの感染者が過去最高となる中で、のど飴需要も増えており、受験生応援商品として好調。カンロ「はちみつレモンCのど飴」「ノンシュガー果実のど飴」は前年を上回るペースで推移。ロッテも「のど飴スティック」「フルーツのど飴」スティックが2ケタ増と好調に推移している。受験生応援では、集中力を高めるブドウ糖配合したラムネ菓子など、店頭を飾る商品の品ぞろえが増えている。
チョコレートは、高カカオチョコの一部商品が出荷調整や販売休止になるものの、板チョコが引き続き好調が続いている。店頭価格が上昇したナッツ系チョコは苦戦した。そのほか、店頭価格の20~40円上昇の影響で苦戦が続いていた大袋(ファミリーパック)は、特売を含めて販促が増えたことで年末年始で前年を上回ったようだ。
本紙が推計したカテゴリー別推計値は、チョコレートが合計で108%と推定。ソリッドチョコが112%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは108%。センターアソートは110%。ナッツチョコは96%。チョコスナック108%。大袋は102%。小粒・子どもチョコは104%。
ビスケットは合計で102%と推定。ハードビスケット100%、ソフトビスケット98%、クラッカー102%、半生ケーキ104%、大袋105%。
▼以下略
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