日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ

2025年2月14日
サントリー、HB缶強化でウイスキー拡大図る
HB缶売上、30年までに2,500万箱目指す
サントリーは13日、「ハイボール缶戦略説明会&トリス新CM発表会」を日本橋三井ホール(東京・中央区)で実施。登壇した塚原大輔執行役員スピリッツ本部長(写真)が、ウイスキーカテゴリーのさらなる拡大のためハイボール(HB)缶の強化を発表。全世代でHB缶カテゴリー新規ユーザー数トップの「トリス」ブランドに注力する。「HB缶中期売上計画として継続的な年平均4%成長を実現し、2030年には2,500万箱(8.4L換算)を目指す」と話した。
24年のウイスキー類出荷金額ベースの実績は、市場110%、同社111%。HB缶は同順で103%、104%。いずれも同社は市場を上回り、塚原本部長は「HB缶市場は24年まで12年連続で拡大し、当社HB缶は09年から15年連続で拡大中。市場実績のうち、約9割を当社が占める」と振り返った。加えてHB缶ユーザー数は1,420万人で、15年の960万人から約1.5倍に成長。ウイスキーびんユーザー数の1,320万人を上回った。「HB缶は若年層と接点が拡大し、ハイボールの入口としても最大の規模を占める。1杯目の飲用率も増加し、ビール類ユーザーも流入するなど、さらなる成長チャンスが多い。『トリス』ブランドのコミュニケーションを活用し、カテゴリー全体の成長をより加速させる」(塚原本部長)。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。