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日刊食品通信
2025年1月21日

12月の発酵乳、5%増で着地(本紙調)


 本紙調べによる12月の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年比5%増を見込む。カテゴリー別では、ハードは1%増、ソフトは3%増、プレーンは8%増、ドリンクは3%増を見込む。

 プレーンタイプは、価格優位性もあり引き続き好調。ソフトタイプは連ものやファミリー向けタイプが堅調に推移。ドリンクタイプは、インフルエンザなど感染症の流行を受けて「R-1」が好調に推移。このほか機能性を訴求した商品についても回復基調にある。

 日本乳業協会は1月に「私らしくヨーグルト新発見」プロジェクトを開始。健康維持・増進にはたんぱく質やカルシウムが必要であり、ヨーグルトをはじめとする牛乳・乳製品はこれらを手軽に摂取できる食品である点を広く訴求し、ヨーグルトを食事に取り入れることで健康づくりを提唱する取り組みを展開していく。

 明治は本紙推定で8%増。「ブルガリア」は8%増。このうち「プレーン」は8%増、4連は10%増となった。「テトラトップ」シリーズは前年割れ。「R-1」は、テレビCMの展開および感染症流行に伴う予防対策としてドリンクタイプが18%増と大きく伸長、トータルも15%増となった。「LG」「PA-3」は前年割れ。「脂肪対策ヨーグルト」は微減で着地。「ザバス」ヨーグルトは個食は前年割れも、ドリンクタイプはプラスで着地。

 雪印メグミルクは本紙推定で7%増。「恵」ブランドはプレーンは8%増と大きく伸長。4Pは20%増。「ガセリ」のドリンクタイプが奮闘し合計で1%増となった。「ビフィズス菌」は微減。「牧場の朝」は6%増で推移。「毎日骨太」シリーズのドリンクタイプは16%増となった。

 

▼以下略

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