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2024年12月25日
サントリー、25年酒類事業計売上目標105%
設備投資継続、ノンアル統合組織を新設
サントリーは24日、2025年国内酒類事業方針説明会を実施。登壇した鳥井信宏社長(写真)が、25年の酒類事業計の売上計画を金額ベースで前年比105%と発表した。「2030年の国内酒類売上高1兆円達成を目標に掲げながら、25年は中長期での設備投資を継続し、酒類ごとで分散していたノンアル部を統合した新組織を設置する。水上ショー出展などで参加する大阪・関西万博に向けては、環境負荷を軽減した商品を提案していく」(鳥井社長)。
24年の酒類事業計は105%の見込みで、市場の101%(推定値)を上回った。「酒類市場はコロナ禍の20~21年は減少傾向だったが、22年から3年連続で伸長し回復基調にある。今後も当社は創業の地である日本で需要創造を継続し、市場をリードしていきたい。『国内酒類市場活性化』と『持続的な事業成長』を実現しながら、サントリーブランドを世界にも展開し、世界中のお客様にも“お酒の価値”を発信して生活に潤いを与えていく」(鳥井社長)。25年の戦略方針は要旨以下の通り。
事業成長を支えるものづくりの進化=美味追求と品質向上を目指して、23~25年で山崎蒸溜所、ビール4工場、登美の丘ワイナリーなどに300億円規模の成長投資を実施。投資により24年はウイスキー、ワイン共に国際的なアワードで表彰された。25年も、ものづくり価値の発信を継続的に実施し強化する。
▼以下略
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