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日刊食品通信
2024年12月5日

11月のRTD販売4%増、累計は6%増


24年累計販売、プラス着地の見込み

 本紙が推定した11月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年比104%だった。単月は5ヵ月連続でプラス。各社ごとでは6社中4社が伸長し、うち3社は2ケタ増。無糖商品の続伸や、新商品・限定品による寄与が増勢を後押しした。PB商品も復調の兆しを見せている。ウイスキーハイボール缶は前年並み(※サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)。

 各社主要銘柄ごとでは、サントリーは「-196」が堅調で、「無糖」は新商品「ダブルレモン」と限定品の寄与で大幅伸長。「角ハイボール」計も前年を上回った。キリンは「氷結®」計がプラス。無糖は引き続き市場全体をけん引。アサヒは「未来のレモンサワー」が好調で、「GINON」は今月も上位20銘柄内にランクインした。サッポロは引き続き「濃いめ」「男梅」が好調。宝は「タカラ can チューハイ」が限定〈柚子〉の投入によりプラスだった。

 上位20銘柄計(ブランド計を除く)の構成比は75%、前年並み。価格帯別構成比はスタンダード93%(前年同月94%)、プレミアム7%(6%)。前年比は同順で99%、117%。度数別構成比は、7度以上の高アル35%(36%)、4~6度のミドル28%(26%)、3度以下の低アル7%(8%)、複数の度数を展開するその他30%(30%)。前年比は同順で97%、108%、91%、99%強。

 1~11月累計は6社計で106%。ウイスキーハイボール缶は106%。各社ごとでは6社中4社が伸長、うち1社が2ケタ増。

 

▼以下略

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