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日刊食品通信
2024年11月11日

三菱食品第2四半期、CVS等好調で増収


 三菱食品は7日、本社で2025年3月期第2四半期決算説明会を開いた。

 京谷 裕社長は同期の業績ハイライトとして、「売上高1兆593億円(1.1%増)は、卸売事業におけるCVSやDSとの取引が堅調に推移しての増収。経常利益144億円(1.7%減)と中間純利益100億円(1.3%減)は海外ブランド(輸入商品)の利益率悪化と海外関連会社の一過性損失が発生したが、概ね前年並みレベルで、通期も期初予想通りで順調である」などと語った(※営業利益は139億円・2.0%増)。

 また全体概況を説明した川本洋史取締役常務執行役員CFO(写真)は、「卸売事業(9,524億円、4.4%増)は、「好調業態(前出)の取引堅調と売上増加と採算性向上による粗利増がコスト増を吸収し経常増益に。業態別ではSMが4,707億円(0.8%減)、CVSが2,060億円(3.3%増)とインバウンドも含めた人流拡大の影響で増収。ドラッグストア880億円(0.2%増)、ユーザー(外食・中食・給食ほか)334億円(3.7%増)、その他直販1,298億円(3.5%増)は、主にDSとの取引伸長での増収、卸売967億円(1.4%増)、メーカー・他350億円(6.1%増)。設備投資は58億円で、更新投資が47億円で既存物流センターの庫内設備やIT機器の入替等。下期は成長投資での出資(アメリカでのイートアンドHDとの合弁会社や英国・独での食品小売・外食卸企業への出資)も加わってくる」などと説明した。

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