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日刊食品通信
2024年10月7日

9月のRTD販売4%増、3ヵ月連続伸長


新製品好調、ウイスキーHB缶は減少

 本紙が推定した9月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年同月比104%弱と3ヵ月連続で伸長。夏場の高温が長続きしたため、引き続きRTDの爽快な飲み口を求める動きが強まったようだ。各社が投入した新製品の好調も寄与している。一方、ウイスキーハイボール缶は2ヵ月連続で前年割れ。(※サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)

 サントリーは「-196」ブランドの「無糖」が倍以上の伸長。「ほろよい」「翠ジンソーダ缶」は2ケタ増。キリンは「氷結®」スタンダードがプラス。新製品の「杜の香」「華よい」も好調な推移。アサヒは新製品の「GINON」が継続して拡大。サッポロは「濃いめ」ブランドが堅調に推移した。宝は定番の「焼酎ハイボール」が増加し全体をけん引。新製品「タカラ『発酵蒸留サワー』」も上乗せした。

 上位20銘柄計(ブランド計を除く)の構成比は79%、前年同月比は108%。価格帯別構成比はスタンダードが94%(前年同月94%)、プレミアムが6%(6%)。前年同月比は同順で108%、95%。度数別構成比は、7度以上の高アルが37%(37%)、4~6度のミドルが26%(26%)、3度以下の低アルが10%(6%)、複数度数を展開する銘柄をまとめたその他は28%(31%)だった。度数別の前年同月比は同順で107%、109%、172%、94%。低アルは、キリン「華よい」(アル分3%)のランクインで前年より増加。

 1~9月累計は6社計で105%、ウイスキーハイボール缶は107%だった。

 

▼以下略

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