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2024年8月13日
サントリーHD、24年上期は過去最高益
サントリーホールディングスは9日、2024年12月期中間決算をオンラインで発表。上期として過去最高の増収増益を達成した。
売上収益(酒税込み)は1兆6,492億円(6.6%増)、同(酒税控除後)は1兆4,883億円(7.0%増)、営業利益は1,867億円(11.3%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は927億円(7.8%増)。業績について、宮永 暢常務執行役員経営企画本部長は、要旨以下の通り説明した。
【飲料・食品】国内で「天然水」が堅調に推移。欧州は「Oasis」が継続的なマーケティングで好調【酒類】海外で「ジムビーム」や「オンザロックス」の好調に加え、「-196」のグローバル展開が進んだ。4月にビームサントリー社をサントリーグローバルスピリッツ社に社名を変更、さらなる事業拡大とグループ全体のシナジー創出を目指す。国内は「ジムビーム」やハイボール缶が好調、「翠SUI」ブランドは前年同期比19%増と大きく伸長した。RTDは「-196」に加えて「JJ缶」による新需要創造に取り組んだ。ビールは「サントリー生ビール」ブランドがびん樽発売により30%増。「プレモル」は新ブランドメッセージ「いい日、プレモル。」でさらに拡大し2%増。ワインは「酸化防止剤無添加のおいしいワイン」ブランドが大きく伸長【その他】健康食品事業は「ロコモア」「VARON」が好調【サステナビリティ経営】森林における水源涵養力の向上に取り組み、国内工場で汲み上げる地下水量以上の水を育む「ウォーターポジティブ」の活動を推進。環境省の「自然共生サイト」には単一企業として最多の認定。
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