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日刊食品通信
2024年7月10日

本紙推定国産ジャム類市場、23年は1.2%減


24年はフルーツタイプの多様な発信目立つ

 日刊経済通信社の推定による2023年の国産ジャム類生産量前年比98.8%の4万5,205tとなった。

 価格改定や容量変更が実施され、数量ベースではその影響を受けたものの、金額ベースでは堅調に推移した模様。また、数量ベースの容器別では、メインの「びん詰」が減少したものの、「カップ詰」が4%増。“より値ごろ感のあるものを”といった動きが目立ち、「カップ詰」を中心に、減少した「びん詰」でも大容量サイズは順調な製品も見られた。

 24年は価格改定も一巡し影響を受けた商品は回復しつつある。市場全体ではホイップ・クリーム系が人気となる中で、各社とも好調な部分を伸ばしながら、果実そのものの魅力を発信する動きが目立つ。

 アヲハタでは今春東京・表参道に期間限定で展開したポップアップカフェ「アヲハタ フルーツパーラー」が話題を呼んだが、夏場は飲料、かき氷との組み合わせのほか、J-WAVEと共同し13〜15日に国立代々木競技場で開催される夏フェス「J-WAVE INSPIRE TOKYO 2024 - Best Music & Market - supported by TimeTree」で熱中症対策として「くちどけフローズン」の無料配布を行うなど、様々なシーンで生活に寄り添うフルーツとしての提案を積極的に行っている。

  明治屋では、「国産いちごジャム」3品を展開。国産いちごの品種にこだわり、“あまおう”や“紅ほっぺ”などそれぞれの魅力を最大限に引き出したものでコンセプトが受け入れられ好評だという。

 

▼以下略

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