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日刊食品通信
2015年6月22日

14年レトルト生産2%増、8年連続過去最高


食肉野菜混合煮、パスタソース大幅伸長

   日本缶詰びん詰レトルト食品協会が19 日発表した14 年(1〜12 月)レトルト食品生産量は36 万7,647t、前年比2% 増となり、8年連続で過去最高実績を更新した。

  構成比4割の「カレー」は0.2% 増。消費増税前の駆け込み需要で10% 程度増加したが、その後買い控えが発生し、年間ではほぼ前年並みとなった。カレーはここ数年、大きな伸びを示すことなく他カテゴリーの拡大が全体をけん引している。丼ぶりの素など「食肉野菜混合煮」は、22.4% 増とカテゴリーの中で最も高い伸びを示した。新商品のヒットやベビーフードの増加が貢献した。「パスタソース」は14% 増。「ミートソース」は9.9% 減少したが、パスタソース・ミートソースの合計は前年を上回った。中華や和風など「料理用調味ソース」は3% 増。「つゆ・たれ」は9% 増、主に鍋つゆがけん引した。主要品目の1つである「かまめしの素」は1% 増。

 

  一方、ほぼおかゆで構成される「飯類」は17.5% 減と大幅減少。「水産類」は4.9% 減、9割を占めるツナが5% ダウンしたことが要因。近年、料理用調味ソースやつゆ・たれとともに拡大していた「スープ類」は5.1% 減と減少に転じた。

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