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日刊食品通信
2024年4月22日

23年冷食生産量、3.3%減の154.5万t


金額は2.1%増、過去最高更新

 日本冷凍食品協会は19日、23年(1~12月)の冷凍食品国内生産量高を発表。生産量は154万5,568t(前年比96.7%)と3年ぶりに前年を下回った。生産金額は7,799億円(同102.1%)と4年連続増加し過去最高を更新した。工場数は422(98.6%)。

 生産量のうち、業務用は数量78万8,455t(99.3%)、金額は3,804億円(106.3%)と数量は微減、金額は3年連続で増加した。一方、家庭用は数量75万7,113t(94.1%)、金額は3,996億円(98.4%)と数量は9年ぶり、金額は4年ぶりにそれぞれ減少した。これにより、業務用と家庭用の比率は、数量ベースで業務用51.0%(前年49.7%)、家庭用49.0%(同50.3%)と業務用が家庭用を3年ぶりに上回った。金額ベースでは業務用48.8%(46.8%)、家庭用51.2%(53.2%)と4年連続で家庭用が上回った。

 一方、国内消費量(国内生産量+冷凍野菜輸入量+調理冷凍食品輸入量)は288万387t(前年比96.6%)と3年ぶりの前年割れ。総人口で割った国民1人当たりの年間消費量は、23.2kg(前年23.9kg)と減少した。金額ベースでは1兆2,472億円(前年比103.4%)。なお、冷凍野菜輸入量は111万9,589t(同97.4%)、輸入額は3,042億円(107.8%)と初めて3,000億円を超え過去最高となった。

 国内生産量の品目別では、90%を占める調理食品は前年比96.7%。水産物(90.9%)、菓子類(94.5%)も減少。農産物(101.3%)、畜産物(111.8%)は増加した。

 

▼以下略

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