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日刊食品通信
2024年4月9日

3月の清涼飲料市場、悪天で7%減


止渇、ホットともに低調

 2024年3月の清涼飲料市場は、数量ベースで前年比7%減(累計0.5%増)だった。

 前年同月は1%増とベースは高くなかったが、天候に恵まれない日が多く、低温で止渇ニーズが衰退。ホット商材への期待はあったが、降水で人出が鈍り、購買行動そのものが減った。特に自販機をメインチャネルとする缶コーヒーへの影響は大きかった。また、これら悪天の日が土日に多かったことも痛い。生活用水としての需要があるミネラルウォーターは健闘したブランドも見られたが、市場全体を支えるには至らず。

 コカ・コーラシステム=全体6%減(前年並み)。悪天で業界最大規模である自販機の動きが鈍る。前年同月が4%増と業界トップクラスの伸びだった反動も(本紙推計)。

 サントリー=全体6%減(1%増)。「天然水」2%増(6%増)は新製品「FRUIT-SPARK」などエクステンション品で底上げしたが、「ボス」14%減(8%減)、「伊右衛門」前年並み(5%増)、「グリーンダカラ」19%減(3%減)。

 アサヒ=全体9%減(1%増)。「おいしい水」3%増(14%増)だが、「三ツ矢」5%減(5%増)、「ウィルキンソン」8%減(1%増)、「ワンダ」18%減(14%減)。「カルピス」はコンク4%増(12%増)、ストレート12%減(1%減)。

 

▼以下略

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