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日刊食品通信
2024年4月5日

3月RTD販売、主要6社計で7%減


低気温や雨天が影響、新商品は好調

 本紙が推計したRTD主要メーカーの3月販売実績は、6社計(サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)で前年比93%だった。社別では1社がプラスで2ケタ増。

 6ヵ月ぶりのマイナス。気温の低下や雨天など、天候要因が市場に影響を与えた。加えて、前年に発売した一部新商品の一巡による裏返しも大きい。また、「桜の開花が遅く行楽による寄与も見られなかった。4月分のプラスに期待」との声も聞かれた。

 各社銘柄ごとでは、サントリー「-196」ブランドが引き続き好調。定番の「こだわり酒場」は、新商品「こだわり酒場のお茶サワー~伊右衛門~」が上位20以内にランクインした。キリン「氷結 無糖」シリーズは今月も2ケタ増。シリーズ初の期間限定商品として「ウメ」を発売した。サッポロ「濃いめ」「男梅」ブランドはいずれも20位以内を維持。アサヒ「贅沢搾り」は2ケタ増と好調で、「贅沢搾りプレミアムぶどう」がけん引。宝酒造「焼酎ハイボール」は上位を維持した。

 上位20銘柄計の単月構成比は82%、前年比96%。価格帯別構成比はスタンダード86%(前年87%)、プレミアム14%(13%)。度数別構成比は7度以上の高アル40%(40%)、4~6度のミドル30%(30%)、3度以下の低アル5%(6%)、幅広い度数のその他26%(25%)。

 1~3月累計は6社計で104%。4社がプラスでうち1社が2ケタ増。上位20銘柄計の構成比は83%、前年比109%。価格帯別構成比はスタンダード85%(86%)、プレミアム15%(14%)。

 

▼以下略

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