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日刊食品通信
2024年4月1日

コーヒー「クラフトボス」屋外飲用を促進


持ち運び重視の新容器で“脱・デスク横”

 サントリー食品インターナショナルは4月から、「クラフトボス」シリーズのコーヒー飲料を順次リニューアル(本紙既報)。持ち運びに適した新容器を採用し、2023年に「ボスと外へ!」と題し提案してきた、コロナ禍収束、多様な働き方を背景とした屋外飲用促進を強化する。

 3月29日、専門紙の取材に応じたSBFジャパンブランド開発事業部の大塚 匠部長(写真・役職は取材当時)によると「停滞感が見られる小型PETボトルコーヒー飲料市場を活性化する」のが狙い。23年の同シリーズ500mlPETコーヒー飲料は数量ベースで前年比2%増だが「17年の発売から強みだった新規のカテゴリーユーザーが減っている」という。市場は「離脱者もいるようだ。各社製品が出揃い、コモディティ化、ニュース不足に陥っている」と見られ、この状況を打破するためのリニューアルとなる。前述の通り期待をかける需要は屋外飲用で、オフィスなど屋内での飲用は同社も提案してきたが「『働く人の相棒』という普遍のブランドコンセプトによるものだが、働く場所はオフィスに限らない時代になった。生活者のライフスタイルに適応する必要がある」との考えのもと「“脱・デスク横”を図る」。

 新容器は下部がくびれたテーパー型、エンボス加工で持ち運びやすいグリップ感を実現。ラベルは従来よりも上部に配したアクティブなイメージとした。

 

▼以下略

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