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日刊食品通信
2023年12月26日

サントリー国内飲料、23年は過去最高へ


コアブランド注力を継続した“営業の年”

 サントリー食品インターナショナルの23年国内販売数量は市場が前年並み~微増のなか過去最高を更新する見込みだ。

 このほど本紙の取材に応じた内貴八郎取締役専務執行役員SBFジャパン社長は「引き続きコアブランドに注力した結果」と評価。ただ、例年と異なる点もあるとして「継続的な価格改定でさらなる営業力が必要だった。“営業の年”だったとも言える」と付け加えた。一方でPBを中心とした価格競争に巻き込まれるなど苦戦した「伊右衛門」については「最重要課題。24年は挽回の年にしたい」と述べた。

 コアブランドは「天然水」「グリーンダカラ」が過去最高。前者は差別化が難しいミネラルウォーター市場のトップブランドで「サステナブルなメッセージ『ウォーターポジティブ』などブランド力のさらなる向上に成功」。後者は5,000万箱の大台に到達する見込みで「草彅 剛さんを起用したコミュニケーション『やさしいマン』をきっかけに飲用層が幅広くなった」。また、両ブランドに共通するのは「本体のみならずサブ製品も好調」な点で、「天然水 きりっと果実」「グリーンダカラ やさしいルイボス」が該当。「特に『きりっと果実』は2年目でもさらに成長。高いリピート率を持っている」。

 

▼以下略

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