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日刊食品通信
2023年11月17日

発酵乳10月、機能性復調で6%増・本紙調


 本紙調べによる10月の発酵乳実績は、金額ベース合計で6%増を見込む。

 プレーンタイプは3社ともに店頭での訴求を強めるなど販売に注力したことで前年を上回る9%増で着地。また、機能性を訴求した商品が主軸となるドリンクタイプは高機能を付加した新商品の投入もあり3%増と健闘した。カテゴリー別では、ハードは2%増、ソフトは2%増、プレーンは9%増、ドリンクは2%増を見込む。

 10月に入り、一気に気温が低下したことを受けて、風邪やインフルエンザ予防の観点から機能性を訴求した商品が復調。一方で、11月には価格改定が一周し、数量ベースで前年割れとなる商品の売上不安も残る。一気に寒さが増した今だからこそ「体調管理、整腸、免疫力」を軸とした発酵乳の価値を訴求する販促提案が求められる。

 明治は本紙推定で前年並み。「ブルガリア」は微減。このうち「プレーン」は3%増、4連は前年割れ。「テトラトップ」シリーズは微減。「LG21」「PA-3」は前年を下回ったものの、「R-1」ドリンクタイプは高機能の新商品「The GOLD」がプラスオンし、11%増と伸長。「脂肪対策ヨーグルト」は計画比微減で着地。「ザバス」ヨーグルトは個食タイプが約3倍と好調。

 雪印メグミルクは本紙推定で9%増。「恵」ブランドはプレーンは14%増。4Pは微減。「ガセリ」はトータルで2%増。プロテインタイプが新たに加わったことなどが要因。「牧場の朝」は18%増と安定に推移。「毎日骨太」シリーズのドリンクタイプは9%増となった。「Feドリンク」は13%増。「乳酸菌ヘルベ」は前年割れとなった。

 

▼以下略

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