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日刊食品通信
2023年11月16日

ヤクルト上期業績、過去最高を更新


「Yakult1000」来春に向け更なる増産計画

 ヤクルト本社は15日、都内で2024年3月期第2四半期決算会見を実施。連結売上高は前年比8.6%増の2,528億円と増収、営業利益は前年並みの353億円となった。

 国内飲料は「Yakult(ヤクルト)1000」(宅配)および「Y1000」(店頭)の販売本数増により増収、増益。海外飲料は価格改定効果および為替の影響により増収も、中国等の販売本数減、原材料高騰および経費増により減益。

 今後の経営展望については、通期連結業績予想を売上高は5月12日発表の当初業績予想比3.4%減の5,130億円、営業利益は11.3%減の670億円、経常利益は11.5%減の805億円に下方修正した。国内飲料食品=乳製品販売本数は通期で1日平均1,100万本を維持見込み。ヤクルト1000シリーズの販売本数は同平均343万本と予想。「Yakult1000」は供給体制を強化すべく、来春に向けて段階的にさらなる増産を計画。

 〈宅配チャネル〉=今期に入り伸長が鈍化し、踊り場にある。Yakult1000の下期取り組みとして、既存顧客への毎日飲用促進活動の実施や、新規顧客へのアプローチを本格化させる。8月から「ヤクルト届けてネット」の新規受注を再開。テレビCMをはじめとする広告活動による露出を拡大し、販売をバックアップしていく。

 〈店頭チャネル〉=販売実績は順調に推移。Newヤクルト類は9月に価格改定を実施。マーケットごとの販促活動を強化した。下期は店頭での効果な売り場づくりを提案し、販売本数増に努める意向。

 

▼以下略

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