日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ

2023年11月13日
10月RTD販売19%増、前年裏返しで大幅伸長
各社とも主要ブランド好調、累計も微増
本紙が推計したRTD主要メーカーの10月販売実績は6社計(サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)で前年比119%だった。社別では5社がプラス、そのうち4社が2ケタ増。前年同月に発生した値上げ前仮需の反動減が裏返り大幅に伸長した。
1か月ぶりのプラス。前年同月は88%と2ケタ減だった。なお、10月の酒税改正に伴う新ジャンルユーザーのRTD流入が一部で予想されていたが、「目立った動きは見られず」「ビールへの移行が多数。今後に注視」との声が複数聞かれた。
各社ごとの銘柄も前年を上回った。サントリーは「-196℃ ストロングゼロ」と、「こだわり酒場」タコハイが好調。「翠ジンソーダ缶」も堅調に推移している。キリンは「氷結 無糖」シリーズが引き続き大幅増。10月新発売の「上々 焼酎ソーダ」も20位内に入った。宝酒造は定番の「焼酎ハイボール」が継続して上位を維持し、2ケタ増。アサヒ「贅沢搾り」もプラス。サッポロは「濃いめ」ブランド計が大幅伸長し、そのうち「グレフルサワー」が大きく寄与。
上位20銘柄計の単月構成比は85%、前年比130%。価格帯別構成比はスタンダード86%(前年85%)、プレミアム14%(15%)。度数別構成比は7度以上の高アル41%(44%)、4~6度のミドル26%(18%)、3度以下の低アル6%(8%)、幅広い度数を展開するその他27%(30%)。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。