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日刊食品通信
2023年11月10日

10月の清涼飲料市場3%増で累計前年並みに


 清涼飲料市場の23年10月実績は、数量ベースで3%増と前年を上回った。前年同月には価格改定が実施され、改定前仮需の反動等で21年比7.5%減となっていたが、23年10月は価格改定が一巡したことに加え、高温が続いたことで水や炭酸、止渇飲料などが動いた。これにより累計は前年並みとなった。各社の動向は次の通り。

 コカ・コーラシステム=全体3%増(4%増)。「い・ろ・は・す」や炭酸水、「やかんの麦茶」が堅調な推移(本紙推計)。

 サントリー=全体4%増(2%増)。「天然水」は13%増(7%増)で「本体」がけん引していることに加え、「きりっと果実オレンジ&マンゴー」「特製レモンスカッシュ」などの好調が続いた。「ボス」は1%減(2%減)。「伊右衛門」は2%減(9%減)。「GREEN DA・KA・RA」は前年並み(4%増)で、「ルイボス」が継続して好調。烏龍茶は8%増(5%増)、「ペプシ」は9%増(3%増)、トクホ・機能性表示食品計は10%増(24%増)で、「伊右衛門 濃い味」「サントリー烏龍茶OTPP」の続伸に加え、「特茶」が新コミュニケーション効果で好調だった。

 アサヒ=全体11%増(2%増)。このうち「三ツ矢」が20%増(3%減)、「ウィルキンソン」が5%増(1%増)、「カルピス」はストレート3%減(7%減)も、コンクが13%増(2%減)だった。「おいしい水」は24%増(12%増)と大幅増に。

 

▼以下略

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