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2023年11月8日
味の素社、上期売上高、事業利益過去最高
味の素社は6日、「2024年3月期 中間決算説明会」を都内で開催。藤江太郎取締役代表執行役社長最高経営責任者(写真)らが出席し、上期業績概要や企業価値向上に向けた取り組みなどを説明した。
今上期は、売上高6,880億円(前年同期比4.3%増)、事業利益765億円(3.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益464億円(1.3%減)での着地となり、売上高、事業利益は過去最高を記録した。これについて藤江社長は、「23年度の通期予想についても新記録を達成する見通し。これは、海外調味料・食品の利益率回復、北米冷凍食品の構造改革などによる底上げによるもの」などと説明。また、売上高、事業利益が過去最高を更新する中で、“できなかったこと”について触れ、「国内調味料・食品は、物価上昇の中で製品価値が十分でないものは安価なものに移行し、数量が確保できず売上高前年比98%となった。国内調味料・食品では、過去5年ほど筋の良い新製品が出せていない。これを反省し、“マーケティングデザインセンター”を作り、そこでお客様の情報をしっかりと捉えて筋の良い新製品を出していく取り組みを行っている。これはまだ十分ではないが、変化の兆しがあり、確かなものになってきていると感じている」などと語った。そのほか、ヘルスケア等については「半導体市場が在庫調整局面に入っていることが業績に影響。
▼以下略
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