サッポロビールはこのほど、世界的なビール大手カールスバーグ社と香港（およびマカオ）、シンガポール、マレーシアで「サッポロプレミアムビール」などの販売に関する代理店契約を締結。

　１月１日から同社による販売開始を目指す。マレーシアでは「サッポロプレミアムビール」の販売代理店契約と、同社の持つマレーシア工場での生産委託契約に向けた合意書も締結した。「カールスバーグ社は、東アジア・東南アジア市場で複数のチャネルに対応できる効率的な流通網を持ち、複数の地域でナンバーワンシェアの企業。販売代理店契約で『サッポロプレミアムビール』のさらなる市場浸透を実現し、ASEAN地域No.1の日本のビールブランドに飛躍するチャンスになると考えている。今後、同社とのさらなる取り組みエリア拡大や販売強化を推進し、2026年にはASEAN+香港市場で150万箱（大びん換算）の販売を目指す」（同社）。

　エリアごとの販売商品は、香港（マカオ）は「サッポロプレミアムビール」「ヱビスビール」。シンガポールは「サッポロプレミアムビール」「同　黒」「ヱビスビール」。マレーシアは「サッポロプレミアムビール」（カールスバーグ社マレーシア工場で製造）。