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2023年11月6日
三菱食品第2四半期、全般に好調
通期決算数値も上方修正
三菱食品は1日、本社で24年3月期第2四半期決算説明会を開いた(数値別掲)。
川本洋史取締役常務執行役員コーポレート役員担当(写真)が概要を説明。連結業績は、売上高(4.4%増収)、利益(営業利益35.9%増、経常利益32.3%増、純利益36.3%増)ともに非常に好調な推移だった。売上高は人流回復でCVS(11億円増収)や業務用取引(6億円増収)等を中心に全般的に取引伸長し増収。経常は取引伸長や採算管理強化による利益率の改善等により増益。足元の業況を踏まえ、期初公表した予想を上回る業績が見込まれ、通期業績予想を上方修正。売上高2兆800億円(期初予想比600億円増)、営業利益290億円(同47億円増)、経常310億円(同50億円増)、純益220億円(同45億円増)とし、配当予想も130円を160円に増配修正。ROEも前期末の9.7%から、今期末は11.6%と2ケタの大台に乗せる見込み。
セグメント別でも加工食品売上高1.6%増、営業利益35.5%増は、猛暑で清涼飲料が寄与。低温食品7.0%増、営利25.9%増はアイスクリームが好調。酒類は2.9%増、営利37.4%増。値上げ絡みでの駆け込み需要の反動減も見られたが、ビールが業務用の回復と猛暑で全般には好調に推移した。
(以下次号)
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