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日刊食品通信
2023年11月1日

9月首都圏酒類卸商況、わずかに減少


9~10月で前年維持を図る動き

 9月の首都圏酒類卸商況は前年比98~99%と推定。昨年10月の値上げによる仮需反動で、ビール類に落ち着き。それでも業務用は1ケタ増と見られ、需要は継続している模様。一方、家庭用は苦戦して1ケタ減。酒税改正による発泡酒・新ジャンルの仮需は多少あったが、インパクトが弱かった。酒税改正という特殊な状況を踏まえ、9~10月の2ヵ月で前年維持を図る動きが見られている。9月仮需が大きくなかったことについて“想定内”とする声も聞かれた。

 カテゴリー別動向は以下。ビール類は97%と減少。ビールは94%。業務・家庭とも動きが鈍かった模様。発泡酒は103%、新ジャンルは105%。いずれも小売店で特発品など販促がなされ、大きなまとめ買い需要は無かったものの小幅に増加。10月のビール回帰に期待。

 

▼以下略

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