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日刊食品通信
2023年10月31日

活況が戻る業務用プレミックス


 2022年度は、2年連続で前年超えを果たした業務用プレミックスだが、過去最高値を示した19年度の水準までは戻りきっていない。原料高に加え、23年は鶏卵不足や鶏卵価格の高騰に見舞われる事態となった。主要取引先の製品の改廃も早く、生産量・販売数量への影響も多大なものがある一方で、顧客ニーズにきめ細かくこたえた、高付加価値製品の開発・提案も盛んだ。行動制限・入国規制の緩和で外食・土産菓子にも勢いが出てきたことから、業務用プレミックスも活況に沸く状況がみられる。

 2022年(1~12月)の業務用プレミックス生産量は、前年比1.1%増の29万1,917tで、30万tを下回ってはいるものの、2年連続の前年比増となった。行動制限や入国規制が緩和され、外食需要や中食需要が復活しつつある一方で、これまで需要が高まっていたテイクアウト需要が減少したといった声も聞かれた。在宅ワークが浸透・定着したため、弁当需要が減少し、市販冷食に影を落としているとの声もあった。

 

▼以下略

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