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2023年10月23日
加工油脂メーカーにとって商機
卵代替の機能性油脂、PBFに注目集まる
行動制限が緩和され、土産菓子や外食の需要が回復するといった明るい兆しがそこかしこにみられた一方、卵不足や鶏卵価格の高騰に見舞われる事態となった。加工油脂メーカーではこれまでに培った技術力を生かして、卵代替の製品を提案。製品によってはプラントベースでの代替品を提案するメーカーもあり、製品開発・営業ともピンチをチャンスに変える工夫がなされている。
原材料価格の高騰により、最終製品のダウンサイジングが図られたことから、油脂の使用量が抑えられるといった傾向もみられた。一方、製パン業界では、相次ぐ値上げを受け、値ごろ感を醸成すべく高価格帯・中価格帯・低価格帯とあらゆる価格帯に製品を投入する2極化・3極化政策を実施。また、低価格帯の製品もブラッシュアップする戦略、菓子パンの復調などから機能性油脂の活躍する場面も増えていることが予想される。
▼以下略
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