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日刊食品通信
2023年10月13日

9月流通菓子出荷4%減、5ヵ月ぶり前年割れ


ハロウィン関連、8~10月では前年並み予想

  日刊経済通信社推計による9月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、前年比96%と5ヵ月ぶりに前年を割った。前月に続き猛暑日・真夏日が続く中、上旬から中旬にかけて秋季新商品の発売が始まったが、一部メーカーが価格改定・内容量改定を実施したことで、チョコレート、ビスケットのほか、大袋商品で荷動きが鈍かった。

 特に、チョコレートは各社で改定のタイミングがずれていたことで、板チョコやナッツチョコなどで価格差があったものの、今回の価格改定で同水準にまで上がったため、年末商戦に向けての競合が激化しそうだ。ビスケットもソフトビスケット・クッキーは新製品投入もあり堅調なものの、既存品は特売価格が引き上げられたことで、ブランド間で明暗が分かれている。

 一方、価格改定が実施されたものの好調が続くキャンディ、スナック菓子は、9月も伸長が続く。

 

▼以下略

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