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日刊食品通信
2023年9月27日

海苔市場、引き続き堅調に推移


 海苔市場は引き続き堅調に推移している。家庭用は2022年度以降、コロナ禍の巣ごもり消費が落ち着きをみせているものの、金額ベースでは前年を上回っている。

 「味のり」や「韓国味のり」が引き続きけん引役となっているほか、行楽需要の回復でおにぎり用が元気印。「焼おにぎり用のり」(103%)、「味おにぎり用のり」(103%)ともに伸長した。また、「韓国味のり」は人気の「ジャバンのり」を中心に107%と好調を維持。反面、コロナ禍での利用頻度が拡大した「手巻用焼のり」や「焼きざみのり」「味もみのり」「青のり」「あおさ」といったトッピング商材は、巣ごもり需要が一服。「味のり卓上」や「手巻用焼のり」も前年並みで推移している。

 こうしたなか、直近シーズンの原料高騰に加え、引き続く諸経費アップを受け、海苔業界は6月以降15~30%程度の値上げに踏み切った。9月以降は新値が浸透しているが、買い控えが懸念されている。

 

▼以下略

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