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日刊食品通信
2023年9月19日

8月のアイス13%増、累計8%増(本紙調)


厳しい残暑で急伸、品切れ回避に全力

 8月のアイスクリーム販売実績は、13%増と極めて好調だった(本紙調)。

 8月は月を通じて全国的に気温が高く、特に北日本や北陸では過去にない記録的な暑さとなった。東京都心でも年間猛暑日の最多を記録し、アイスクリームの売上高も氷菓を中心に伸長。昨年同月も10%増とベースが高かったが、それを大きく上回った。

 アイスクリームの定番品の多くは22年6月と23年3月に2度の値上げを行ったが、8月は数量ベースでも前年実績をクリア。各メーカーは品切れ回避のため主力品に生産をシフトしたほか、秋物商品の発売を後ろ倒しにするなど対策に終われたが、最需期に向けた生産力強化も奏功し、大きな混乱は発生しなかった。

 なお、4〜8月累計では8%増。8月単月の各社実績は次の通り。

 

▼以下略

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