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日刊食品通信
2023年8月31日

MSG輸入、国別で中国が初の首位


7月単価で価格差が拡大、輸入量伸ばす

 財務省が30日発表した2023年7月の貿易統計によると、うま味調味料のグルタミン酸ナトリウム(MSG)の輸入通関実績は、単月の輸入量では中国が初めて首位となった。1kgあたりの輸入単価は248.2円と6月比で99.4%、1.4円下がったが、中国が180円台で推移する一方、ベトナム、インドネシア、ブラジルは上昇するなど価格差が拡大している。前年同月比では105.7%。輸入単価は22年11月5.3円、12月25.8円、23年1月18.3円下がり、2月は7.1円上昇したものの、3月2.9円、4月は8.9円下落するなど下降基調が続いていた。しかし、為替の円安基調が続いていることから、5月は234.3円と3ヵ月ぶりに上昇。6月も15.3円上がり、再び上昇基調が続いていた。輸入数量は8,103t、76.2%、金額は20億1,160万円、80.6%。

 国別では、ベトナムは数量1,942t、68.2%、単価は278.2円、前月比は5.5円上がり102.0%。前年比は107.7%。

 

▼以下略

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