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日刊食品通信
2023年8月25日

即席カレー、需要喚起で再度の価格改定に臨む


大型新商品・周年記念商品の発売相次ぐ

 2022年度の即席カレールウ市場は、生産量がマイナス、出荷金額がプラスで着地したと推定。業務用は堅調な動きを見せたが、年後半は価格改定の影響を受け、家庭用は一時的に販売が落ち込んだ。

 即席カレー市場はこれまで漸減傾向が続いていたが、2020年春に新型コロナウイルスの流行拡大による外出自粛で「おうち時間」が増加し、家庭内食の機会が増えた影響により、家庭用の販売が伸長した。しかし、特需は長く続かず、販売額はその後、従来の水準へと戻っており、21年も特需の反動減や販促機会の減少で大きな盛り上がりはなかった。

 22年は業務用が経済活動再開に伴う需要の回復を背景に堅調な動きを見せたが、年後半は価格改定の影響を受け、家庭用は一時的に販売が落ち込み、特に特売比率が高いアイテムが苦戦した。その後、新売価の定着が進み、今年に入って市場は回復傾向にある。

 

▼以下略

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