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日刊食品通信
2023年7月20日

上期の流通菓子出荷実績2.5%増(本紙調)


前年価格改定の裏とポケット商材回復が寄与

 日刊経済通信社推計による2023年上期(1~6月)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で102.5%と2期連続で前年を上回った。

 1~3月累計は102.7%。年末年初は帰省や観光客が増えたことでポケット商品に加え、お土産品が5割増~数倍増と大幅増。苦戦が続いていたガムも高速売店やCVSでの売り上げ回復で復調の気配を見せた。さらに、1月の受験生商戦、2月のバレンタインデーと大型催事が続いたが、受験生商戦はラムネ菓子など機能を訴求する商品が伸長。バレンタインデーも、板チョコが伸びるなど手作り需要の回復も見られた。

 また、昨年2回の価格改定を実施したスナック菓子は、販売ウエートの高いポテトチップスが前年1~4月が原料不足による販促減少があったため、今期1~3月は2ケタ近い伸長。2月以降、メーカー各社は主力商品の価格改定・規格改定を実施。

 

▼以下略

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