日刊経済通信社推計による６月の流通菓子出荷実績（金額ベース）は、合計で前年同日比104%と好調に推移したようだ。５月に続き、６月も大手メーカーの価格改定・規格改定があったものの、ポケット商品中心に初旬から中旬にかけて順調。特売価格、通常の売価が上がっている大袋商品も２ケタ近いマイナスが続いている。菓子類の値上げや特売価格の値占めが続くが、現状では消費マインドに大きな影響は出ていないようだ。前年６月が20日以降に急激に気温が上昇し98％と低調に終わったが、今６月は前年同様に第３週以降に全国的に夏日、真夏日がとなったが、比較的堅調に推移。塩分補給のタブレット、キャンディは前年の約２倍増と例年のより早い荷動きとなっている。

　カテゴリー別推計値は、チョコレートが合計で103%と推定。ソリッドチョコは104%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは102%。センターアソートは106%。

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