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2023年7月5日
7月菓子展望-塩分系錠菓など昨年以上の動き
おつまみ系、価格改定で素材間の移行も
7月の流通菓子市場の展望は、全国的な真夏日・猛暑日が続くことが予測される中、塩分補給のためのキャンディ・タブレット、さらには気分転換・安眠などの機能性を訴求したキャンディ、チョコレートのニーズが高まりそうだ。ただ、気温の急上昇に加え、9月からの価格改定を伴う秋季商戦を前に、当月は新商品・期間限定品の発売は少ないことと、年初からの価格改定により大袋など一部商品の価格が上昇したことがマイナス要因になる。その一方で、国内旅行者、海外からの訪日外国人が急増しており、インバウンド需要も増えそうだ。観光地などの菓子需要は増えることが推測され、猛暑によるマイナス要因を差し引いても、微増~2%増と増勢が期待できそうだ。
前年7月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比94%と2ヵ月連続の前年割れとなった。気温、価格改定、新商品の減少など複数要因が影響した。
▼以下略
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