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2023年6月27日
業務用冷凍食品、需要回復が加速
冷凍食品市場は引き続き成長基調にある。コロナ明けで業務用は需要回復が加速しており、本来の力強さを取り戻しつつある。一方、家庭用はコロナ禍で需要が急増、新規ユーザーを獲得するなど底上げに成功したが、直近では値上げラッシュで数量ベースで前年割れが続く。電気代や物流費をはじめとする諸コストアップが続くなか、さらなる価格改定も予想されるが、消費者の財布のひもは固く、影響を見極めながらの舵取りを迫られている。
前期(4~3月)の家庭用マーケットは、本紙推定で金額ベースで前年比103%、数量ベースで同97%。値上げで金額は増えたが、数量はやや減少した。ただ、コロナ前との比較では金額120%、数量109%と金額、数量とも拡大した。
昨年下期からのマーケットを振り返ると、22年10月(金額104%、数量97%)、11月(同106%、同99%)、12月(107%、100%)、23年1月(105%、97%)、2月(102%、94%)、3月(104%、94%)で推移。
▼以下略
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