日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2023年6月23日

5月SM売上高2.5%増、内・中食需要けん引


 食品SM3団体が22日発表した5月の会員売上高は1兆183億円、既存店ベースで前年同月比102.5%だった。相次ぐ値上げによる節約志向の高まりで内食需要の低下に歯止めがかかっているほか、気温が高く推移し涼味商材が動いた。また、行楽・イベント需要の回復も好調をけん引した。

 食料品(構成比91.7%)は全体で102.9%。うち青果98.6%、水産101.3%、畜産103.2%。相場安の青果がマイナス。惣菜は104.4%で21年2月以降28ヵ月連続で増加した。単価アップが受け入れられやすく、点数減が少なかったため好調を持続。日配食品は105.6%。乳製品やパン類を中心に値上げの影響が大きいカテゴリーだが、買上点数の減少幅は小さく好調に推移した。冷凍食品は引き続き好調。チーズ、機能性の乳酸菌飲料など洋日配もけん引。気温が高く推移したため、飲料やアイス、涼味麺なども動いた。一般食品は102.9%。レトルト食品やインスタント麺などは好調だが安価商品へのシフトがみられた。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ