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日刊食品通信
2023年6月22日

ふりかけ類市場、節約志向と行楽需要で伸長


“生活必需品”として存在感高まる 

 22年度ふりかけ類市場は、消費者の節約志向の高まりと行楽需要の回復によって販売が伸長し、前年度を上回る水準で着地したと推定。

 カテゴリー別に見ると、最大ボリュームを占めるふりかけは多くのメーカーが前年超えと好調。お茶漬けはやや前年割れながら、最大手の永谷園はプラスで堅調に推移。混ぜ込みタイプは丸美屋食品工業の「混ぜ込みわかめ」シリーズが過去最高の売り上げを達成して牽引し、プラスとなった。3年間に及ぶコロナ禍で在宅ワークがある程度定着し、昼食を自宅で食べる機会が増えたことで、ふりかけ類の使用頻度が高まっており、家庭内におけるふりかけのパーソナルユースが進んでいるとみられる。

 昨年は、ふりかけ・お茶漬けともに最大手メーカーによる価格改定が実施されたが、販売数量を大きく落とすことなく乗り越えることができた。

 

▼以下略

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