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2023年6月20日
上期清涼飲料市場、1%減~前年並みか
プラス・マイナス要因が交錯
今上期(1~6月累計)の清涼飲料市場は数量ベースで1%減~前年並みとなる見通しだ。
新型コロナ感染症の5類移行など、コロナ対策の緩和で人流が回復。その寄与を受けたものの、22年10月から本格的に始まった値上げによる買い控えも発生。加えて、大容量製品の巣ごもり需要がピークアウトし、消費が伸び切れなかった。
ただ、特にミネラルウォーターや茶系では、NBから価格の安いPBへの消費移行もみられ、実需が減っているとは断言できない。他方、業務用は回復が続き、コカ・コーラシステム、サントリーが市場平均以上に伸びている要因の一つとなっている。
5月までは0.5%減の推移だったことから上期プラス着地の期待は残るが、6月は前年同月が梅雨明けレベルの猛暑続きを背景に5%増とベースが高かったのに対し、今年の天候は不透明だ。
▼以下略
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