（米国ウィスコンシン州発）キッコーマンの首脳陣は現地時間７日午後、米国ウィスコンシン州レイク・ジェネバのグランドジェネバ・リゾート＆スパでKFI50周年プレス視察団との懇談会を開催。茂木友三郎名誉会長・取締役会議長（写真）が、「海外のしょうゆ需要はまだまだ伸びる」とした上で、「将来はしょうゆ以外の多角化も重要になってくるだろう」との見解を示した。

　冒頭、茂木名誉会長は自身が中心となって進めたKFI設立の経緯とこれまでの海外事業の歩みを振り返り、「当時の資本金を上回る巨額投資への躊躇や、設立当初の苦難を乗り越え、確固たるビジネスモデルとして、世界８工場体制での海外事業展開につながった。

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