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2023年6月7日
パスタ市場、好調を維持
2022年のパスタ市場は、家庭用は20年の巣ごもり特需時の生産量がピークとなり、これ以降減少傾向となっているが、22年は食料品の価格全般が高騰する中で前年より減少するも踏みとどまり、業務用がある程度上向いたことで、家庭用、業務用の合計では概ね好調だった前年を上回る着地となった。業務用については家庭用がピークとなった20年にはコロナ禍の影響で大幅減少となり、21年にはさらに減少したものの、22年は前述の通り回復傾向がみられた。
22年の国内供給量は前年比4.5%増の29万1,749tとなった。輸入量は8.1%増の15万2,440t、輸出量は0.7%増の697tといずれも前年値を上回った。
国内生産量は0.7%増の14万6t。値上げを実施したことで消費への影響が懸念されたが、主食としてまずまずのポジションを維持したとみられる。家庭用は、スパゲッティが0.1%減、ショートは18.1%減、合計3%減の7万6,597t。
▼以下略
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