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日刊食品通信
2023年6月2日

5月のビール、ペース落ちるも4%増


PBの規格変更で発泡酒は急伸続く

 本紙が推定した5月の国産大手4社ビール販売は前年同月比104%と5ヵ月連続で前年を上回った。ただ、昨年がまん延防止等重点措置下にあった1~3月の2ケタ増に比べると増勢は落ち着いてきている。新製品やリニューアルの効果と、一部基幹ブランドの続伸が底を押し上げた。ビール類内の構成比は48.7%(前年同月47.4%)だった。

 一方、発泡酒は大手流通PBの規格変更を背景に124%と3ヵ月連続で急伸。その分、新ジャンルは90%弱、8ヵ月連続の縮小となった。3カテゴリー計では101.2%、2ヵ月ぶりのプラスだった。

 ビール販売の1~5月累計は前年同期比108%と3月時点から1ポイント強の後退。構成比は48.3%(前年同期44.8%)だった。他、発泡酒は108%強、新ジャンルは89%弱。3カテゴリー計は100%強と2ヵ月ぶりに浮上した。

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