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2023年5月24日
焼肉のたれ類市場、2年連続で前年を下回る
本紙調査による2022年度焼肉のたれ類市場は、メーカー出荷額ベースで930億円、前年比97.9%と2年連続で前年を下回った。
感染症拡大の影響による飲食やレジャー需要の低迷からは脱却の兆しが見えてきた一方で、原材料価格や生産・輸送コストの上昇などにより、価格改定を余儀なくされた。家庭用市場においては、食品以外も含めた生活物資全般の価格上昇により節約志向が高まったことなどの影響も受けた。さらに年の後半は精肉価格の上昇が続いたことで、右肩上がりだった焼肉市場も苦戦したようだ。一方で業務用市場の回復は継続しているように見える。抑えられてきた外食や旅行などのレジャーの復活や、水際対策緩和によって訪日外国人も戻ってきていることなどが要因として挙げられる。
▼以下略
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