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2023年5月2日
4月のビール、増減混在もプラス堅持
PBの規格変更で発・新は明暗
本紙が推定した4月の国産大手4社ビール販売実績は前年同月比101%弱となった。「サントリー生ビール」の好調な滑り出しと飲食店需要の堅実な回復で拡大が持続、4ヵ月連続で前年を上回ったが、昨年4月がまん延防止等重点措置の解除や「アサヒスーパードライ」のリニューアルと新製品「アサヒ生ビール(マルエフ)」の発売効果などで9%伸長していた反動が押し下げ要因となった。寒の戻りの強さも影響したか、家庭用需要も以前のような旺盛さに欠けた。ビール構成比は50.6%(前年同月47.3%)だった。
一方、発泡酒は大手流通PBの新ジャンルからの規格変更を背景に106%弱と続伸。その分新ジャンルは83%弱と減少幅を広げた。発泡酒は2ヵ月連続のプラス、新ジャンルは7ヵ月連続のマイナス、3カテゴリー計は94%強で4ヵ月ぶりのマイナスだった。
▼以下略
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